平成29年 3月 2日
大使館からのお知らせ
〜外国人(旅行者)をターゲットにした強盗事案の発生について:邦人被害〜
1 発生日時
2月27日(月)午後2時頃
2 発生場所
ヨハネスブルグORタンボ国際空港西方イサンド(ISANDO)地区内
(下記リンク先参照)
3 状況
上記日時場所を車両にて移動中、警察の覆面車両を装った白い小型乗用車(車両登録番号:CN(/M)14SD GP)が幅寄せしてきたため停止したところ、同車両から警察を名乗る(警察官バッジを呈示)3人組が降車し、パスポート及び免許証の提示、車内検索、所持品検査等を要求。不審に思い抵抗を見せると、「けん銃を所持している。」などと恐喝し、車両キーを奪取すると、被害者(邦人)所有に係る財布から現金を強奪。無抵抗でこれに対応した結果、当該現金のみ強奪してそのまま逃走したもの(車両キーは逃走時に投棄)。身体被害なし。
4 参考
サントン警察署管区において、外国人(旅行者)をターゲットにした同種強盗事案が頻発(下記リンク先)。近年、路上強盗やカージャック等の凶悪犯罪(CONTACTCRIMES)の連続増加が懸念されるところ、偽警察官による犯行も後を絶たない現状にあります。
在留邦人の皆様方におかれましては、強盗等凶悪犯罪の多発地域(ホットスポット:下記リンク先)を把握した上で、警察から停止を求められた場合には、即座に停止することなく、警察(10111)若しくは委託警備員(会社)等へ連絡するとともに、交通量の多い直近の交差点、警備員が配置されている官公署・企業・ショッピ ングモール・ガソリンスタンド等で停止し、エンジンは作動させたまま、会話が出来る程度に窓を数センチ開けて対応するようにしてください。
※自己使用の車両情報を委託警備会社のカーロケーションシステムに登録し、緊急時における支援を要請するなどのシステム構築が有効です。
※民間のセキュリティ会社によっては、カーロケーションシステムに加え、緊急時におけるパニックボタン機能を併用するサービスを提供している会社が確認されています。
【リンク先】
事案発生付近(地図)/関連記事:http://www.za.emb-japan.go.jp/170301map_article.pdf
強盗等凶悪犯罪のホットスポット:https://www.arrivealive.co.za/Hijacking-Hotspots-in-Johannesburg-Pretoria-Cape-Town-and-Durban