ケニア:放牧民による襲撃事件に対する注意喚起

【ポイント】

●ケニア中部ライキピア郡で放牧民による襲撃が多発しており,負傷者等が出ておりますので注意を強化して下さい。

1 1月下旬以降,ケニア中央部ライキピア郡の自然保護区等において,外国人旅行客や地元住民を狙った襲撃事件が多発し,治安が悪化しております。

2 (1)昨年12月30日(金),ライキピア郡自然保護区を車両で旅行中のオランダ人旅行者らが,武装したポコット族10名以上に襲撃され車両等が破壊される事件が発生しました。

(2)1月29日(日)スヤン(Suyian)自然保護区の旅行者用メイン・ロッジが、武装した放牧民に襲撃され,食料等を強奪された後,同ロッジが燃やされる事件が発生しました。

(3)2月8日(水)ライキピア郡西警察署署長が,盗まれた家畜の捜査を指揮していたところ,武装した放牧民から銃撃され重傷を負う事件が発生しました。その他,同郡で事件捜査をしていた警察官1名が,放牧民から銃撃され負傷する事件が発生しました。

3 これら放牧民による襲撃事件の背景は,長期間の日照りによる家畜の牧草不足と見られ,今後も放牧民による牧草や食糧を求めた襲撃事件が発生する可能性が高いので,ライキピア郡の自然保護区,農場等への立ち入りは避けてください。

4 ケニアには別途「危険情報」(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2016T114.html )を発出しています。同情報も参照してください。

5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場の同僚等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/

また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(問い合わせ窓口)

○外務省領事サービスセンター

 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐を除く)

住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐)

住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047

○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)

住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

○外務省 海外安全ホームページ

http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)

http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.htmlスマートフォン版)

http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

○在ケニア日本国大使館

住所:Mara Road, Upper Hill, Nairobi, Kenya

(P.O. Box 60202, Nairobi)

電話: (市外局番020) 2898000(代表)

国外からは (国番号254) 20-2898000(代表)

FAX : (市外局番020) 2898220

国外からは (国番号254) 20-2898220

ホームページ: http://www.ke.emb-japan.go.jp/j-index.html