在バングラデシュ大使館からの注意喚起

                            平成29年1月24日

                        在バングラデシュ日本国大使館

バングラデシュ大使館からの注意喚起(ダッカ県ダムライ地区及びラジシャヒ県における鳥インフルエンザ(H5N1型)の家禽発症に関する注意喚起)

ダッカ県ダムライ地区及びラジシャヒ県の養鶏場において鳥インフルエンザ(H5N1型)の流行が確認された旨報じられていますので、同地域に渡航、滞在する方は十分注意してください。

バングラデシュにお住まいの皆様、旅行者及びメルマガ登録者の皆様へ

バングラデシュ日本国大使館

1.バングラデシュ政府関係者が、先週、ダッカ県ダムライ(Dhamrai)地区及びラジシャヒ県西部の養鶏場にて家禽へのH5N1型の鳥インフルエンザの流行が発生したことを確認したと報じられています。

2.H5N1型の鳥インフルエンザは亜型鳥インフルエンザウイスルの一種で、鳥類(主に水禽類)を宿主としており、感染した鳥やその排泄物、死体、臓器などに濃厚に接触することによって、まれにヒトが感染することがあります。ヒト感染例はアジア、中東、アフリカを中心に報告されており、バングラデシュでは過去にヒトの発症者が7人(うち死亡者1人)が報告されています。

3.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、鳥インフルエンザが流行している地域に渡航する、滞在する場合には、以下の点に注意してください。

○生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立ち入りを避ける。

○死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。鳥や家禽を飼育する家庭を訪問する場合には鳥類に近づかない。

○鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。

○手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。

○外出する場合には、人混みはできるだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。

○呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関で受診する。

【連絡先】

○執務時間内(日〜木曜日 9:00〜17:45)

大使館(代表)880−2−984−0010

○執務時間外(日〜木曜日の上記時間以外並びに金・土曜日及び祝日)