●当地報道等によると、本12日、ナイロビ、西部キスム郡等で、選挙結果を巡り野党サポーターと警官隊との衝突が発生しました。
●ナイロビと西部各郡では、緊張状態が継続しています。警察がナイロビ各所において警備を強化していますが、今後、大統領選挙の結果に対するオディンガ陣営の声明次第では、上記サポーター等による暴動が過激化する可能性があるため、注意が必要です。
●不要不急の外出を控えて頂くとともに、外出時に危険を察知した場合は、帰宅して頂くようお願いします。
●昨晩は、スラム等を中心に夜間、暴徒による強奪や破壊行為が多発しました。夜間も不要不急の外出を控えて下さい。
●現在の警戒区分は、「レベル1:十分注意」です。
【現在の在留邦人の行動基準】
○レベル1:十分注意
○対応:各家庭・職場で、新聞、インターネット、テレビ、ラジオ等から情報収集を行い、情勢の把握に努めて下さい。
【警備対策官からのコメント】
当地報道によると、本日は、昨夜の大統領選挙結果発表を受け、ナイロビ、西部キスム郡等で一部野党サポーターによる暴動や警官隊との衝突が発生し、多数の死傷者が出ました。
ナイロビでは、西部キベラスラムやカワンガレスラム、東部マザレスラム等で、野党サポーターが一部暴徒化したため、警察がナイロビ各所において警備を強化しています。皆様におかれては、引き続き警戒をお願いします。
○不要不急の外出を控えて下さい。外出時に危険を察知した場合は、帰宅して頂くようお願いします。
○夜間の暴徒による強奪や破壊行為が多発しています。住居の戸締まりを確実に行うとともに、夜間における不要不急の外出を控えて下さい。
○万が一、暴動に巻き込まれた場合は、速やかに現場から離れて下さい。
○強盗や暴徒に遭遇した際は、逆らわないで下さい。物より命が大切です。
平成29年8月12日
在ケニア日本国大使館
領事・警備班
電話:+254(0)20289−8000