8月12日午前中の治安状況

●当地報道等によると、昨夜のIEBCによる大統領選挙結果発表後、ナイロビ、西部キスム郡、ミゴリ郡等で野党サポーターによる暴動が発生しました。

●ナイロビでは、本日午前10時30分現在、キベラスラム、マザレスラム等で一部野党サポーターが暴徒化しており、ナイロビ各所において警察による警備が強化されています。今後、大統領選挙の結果に対するオディンガ陣営の声明次第では、上記サポーター等による暴動が過激化する可能性があるため、注意が必要です。

●不要不急の外出を控えて頂くとともに、外出時に危険を察知した場合は、帰宅して頂くようお願いします。

●現在の警戒区分は、「レベル1:十分注意」です。

【現在の在留邦人の行動基準】

○レベル1:十分注意

○対応:各家庭・職場で、新聞、インターネット、テレビ、ラジオ等から情報収集を行い、情勢の把握に努めて下さい。

【警備対策官からのコメント】

 昨夜の大統領選挙結果発表後、ナイロビ、西部キスム郡、ミゴリ郡等で野党サポーターによる暴動が発生し、多数の死傷者が出ているとの一部情報があります。

 また、ナイロビでは、本日午前10時30分現在、西部キベラスラムやカワンガレスラム、東部マザレスラムやダンドーラ地区等で野党サポーターが暴徒化しており、ナイロビ各所の警備が強化されています。今後、大統領選挙の結果に対するオディンガ陣営の声明の内容次第では、上記サポーター等による暴動が過激化する可能性もあるため注意が必要です。皆様におかれては、引き続き警戒をお願いします。また、大使館は、本日も引き続き情報収集を継続し、皆様に関連情報を提供します。

○不要不急の外出を控えて下さい。外出時に危険を察知した場合は、帰宅して頂くようお願いします。

○強盗対策のために、住居の戸締まりを確実に行うとともに、車で移動中は窓を閉め確実にロックするようお願いします。

○万が一、暴動に巻き込まれた場合は、速やかに現場から離れて下さい。

○強盗や暴徒に遭遇した際は、逆らわないで下さい。物より命が大切です。

平成29年8月12日

ケニア日本国大使館

領事・警備班

電話:+254(0)20289−8000

ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/